陸上教室㏌壱岐空港(壱岐市、県空港活性化推進協議会壱岐支部主催)が2月23日にあり、本市で合宿中だった「YKK陸上長距離部」と「富士山の銘水陸上競技部」の監督、部員ら27人が講師となって、市内の小学生と滑走路を走った。
離島航空路維持と利用促進を目的とした活動の一環として初めて企画され、市内の小学生23人と保護者が参加した。
教室では、鬼ごっこをして体を温めた後、長さ1200㍍、幅30㍍の滑走路の中央部から、北側に5百㍍、南側に3百㍍の折り返し特設コースで駅伝競走が行われた。
子どもたちをはじめ、大人も普段入ることができない滑走路に興奮した様子。水はけをよくするために無数の溝が彫られた滑走路独特の感触を確かめながら走り、タスキをつ
ないだ。アンカーを走った西原壮悟さん(田河小2年)は「道に溝があって感触を確かめて走った。いい思い出になった」と話した。
富士山の銘水陸上競技部の高嶋哲監督は「皆さんと走って元気をもらいました。選手たちもここでの経験をエネルギーに頑張ってくれると思う」と話した。