歴史・自然

約300羽の群れ深江田原に 北帰行のナベヅル、マナヅル

壱岐の早春の風物詩となっているツルの北帰行が、今年も本格化している。20日朝、芦辺町の深江田原の田圃では、約300羽のナベヅル、マナヅルが見られた。
午前9時頃までは200羽程度だったが、その後に他の場所で過ごしていた群れも合流しさらに大きな集団となった。群れは午前10時30分過ぎ、ほぼ一斉に北へ向かって飛び立った。
ツルの越冬地、鹿児島県出水市のクレインパークいずみでは、前日の19日午前にナベヅル1137羽、マナヅル412羽の北帰行が確認されており、壱岐に立ち寄ったのはその一部とみられる。
クレインパークいずみからのツルの北帰行は、今年は2月2日に初確認。9日に1205羽、12日に1733羽、13日に1774羽などの大集団が飛び立ったが、壱岐では上空を飛行する群れは確認されていたものの、田畑の鳥害対策などもあって、壱岐で一晩を過ごすツルはこれまで小さな群れしか確認されておらず、300羽規模の群れの確認は今年初めてとなった。
クレインパークいずみでの今冬の越冬羽数は約1万3千羽で、2月21日までに約8割が飛び立ち、北帰行も2月末に終盤を迎える。

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