地域情報

気仙町で“復耕”支援 壱岐活き応援隊

土地改良区(メンバーに手紙を託した合口さん)第10次長崎壱岐・活き応援隊(壱岐土地改良区東北復耕支援ボランティア隊、5月13~17日)の結団式が4月23日、石田町の壱岐土地改良区会議室で行われた。
壱岐土地改良区からの派遣は2年前に続いて2回目。今回は空路を利用して、前回と同じ岩手県陸前高田市気仙町の上長部地区で、10人の隊員が農地の復興を支援。焼酎7蔵から各1本の一升瓶、全隊員と白川博一市長が自家栽培の白米各10㌔(計110㌔)を支援物資として「上長部の郷」に届ける。
山川明隊長(65)は「重機では対応できない農地の復興を、私たち10人の経験を生かして手助けしたい。2年前はやせていた畑が、今回どのように作物が成長しているのか楽しみにしている」と話した。
また長部地区で民宿経営をしていた父親の実家が津波で流された経験を持つ地域おこし協力隊の合口香菜さん(29)も結団式に参加し「壱岐からのボランティア隊が気仙町を訪れることには、深い縁を感じます。皆さんが遠くから足を運んでくださることが、気仙町の人たちみんなの力になります」と隊員に感謝の気持ちを伝え、父親の実家へ宛てた手紙を隊員に託した。

関連記事

  1. 国境離島に118億円。新年度政府予算案が閣議決定。
  2. 長岡秀星さんが死去 世界的イラストレーター
  3. 無制限・無補償の出力制御も 本市の太陽光発電
  4. 本市から2団体が受賞 ながさき水産業大賞
  5. ホークミサイル展示 陸自が初イベント
  6. 小野ヤーナさんに寄付 募金箱設置の一支國研究会
  7. 販売実績初の60憶円突破 JA壱岐市総代会
  8. 消防車が一斉放水 各地区で消防出初式

おすすめ記事

  1. 原の辻王都米刈り入れ祭 子どもたちが石包丁で収穫
  2. 地元・野元佑希さん2度目の優勝 壱岐ウルトラマラソン50㌔女子
  3. 白が勝ち「豊作」に 聖母宮大祭で和船、勇壮に

歴史・自然

PAGE TOP