来春のセンバツ甲子園につながる第157回九州地区高校野球県大会(秋季大会)が13日に開幕。壱岐商は14日県営ビッグNスタジアムの1回戦で猶興館と対戦した。
壱岐商は3回裏、2死から佐藤孝誠(1年)が敵失で出塁すると、続く小澤和馬(2年)の右前打でチャンスを拡大。4番齊藤駿太(1年)がライトオーバーの適時二塁打で2点を先制した。
6回表に1点を返された直後の6回裏、先頭の大島勇歩希(2年)が四球を選び二盗、三盗を決めると、池末堂心(1年)の一塁ゴロが敵失で1点、さらに山口創士(2年)が犠打、米倉清正(2年)の遊ゴロ間に1点、佐藤が投前にスクイズを決めてこの回3点を挙げて突き放した。
壱岐商の先発・齊藤駿は6回にエラーで1点を失ったものの、猶興館打線を6安打1死球に抑え、6奪三振、131球1失点(自責点0)9回完投で初戦を突破した。2回戦は20日佐世保市野球場の第1試合(午前10時)で、佐世保地区新人戦に優勝したシード校の波佐見と対戦する。
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壱岐商が猶興館を圧倒 秋季大会2回戦進出決める
