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プレミアム商品券第2弾も完売。島民宿泊・バスツアーも上限間近。

市が1日から発行を開始した「壱岐市プレミアム商品券第2弾」が15日、予定していた4万5千セット、3億1500万円分を完売した。

5月7日から発行されたプレミアム率60%の第1弾5千セット、4千万円分は実質6日間で完売したため、第2弾は当初の予定を1か月前倒しして販売を開始した。

第2弾はプレミアム率が40%に下がり、発行枚数も9倍になったが、チケット7千円分のうち5千円分は市内の飲食店・小売店などで制限なく使用できることになったため、実質11日間で売り切れる高い人気となった。使用期限は12月31日までとなっている。

新型コロナウイルスにより今年2~4月に前年同月比で売上高が20%以上減少した市内の飲食店・宿泊業者に30~100万円を給付する市飲食店・宿泊施設等事業継続支援金は、12日までに189社に対して6818万円の給付が行われている。

市民が島内のホテル・旅館などに宿泊すると半額の補助がある島民限定宿泊キャンペーンは、12日までに1191人が宿泊。7月31日までに1760人の予約があり、計2951人が宿泊する。当初の予定は2千人の宿泊だったが、県の宿泊割引制度が実施されたことで、併用による市予算分の使用が削減がされたため、3千人程度の宿泊が可能となった。だがすでに予算の上限に達する勢いのため、市はキャンペーン期間の終了を当初の7月31日から「6月30日までに予約受付を完了した7月31日までの宿泊分」と変更した。

島民が千円で貸し切りバスを利用できる島民限定バスツアーキャンペーンは、12日までに44台、694人が利用。8月31日までの予約は119台、1932人で、計163台2626人の利用が決まっている。予算は170~180台分の2125万円となっており、予算が上限に達した段階で、新規の受付を終了する。

市民が島内宿泊施設、バス会社を支援する取り組みに対して、予想以上の市民の反響の大きさに、白川博一市長は「ご理解、ご協力を賜り、深く感謝する」と述べた。

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