地域情報

泥だらけでも笑顔と白い歯 霞翠小どろリンピック

霞翠小学校(豊島主博校長、91人)の恒例行事、第15回どろリンピックが2日、同校前の田んぼ(豊永百合夫さん所有)で、4~6年生44人が参加して行われた。
水田で泥にまみれて遊ぶことを通して、自然の大切さを学び、“霞翠っ子”としてたくましく育ち、稲作への関心を高めることが目的。昨年は雨と気温15℃を下回る寒さで震えている子どもが多かったが、今年は快晴で気温も22℃まで上がり、田んぼの中は子どもたちの笑顔であふれた。保護者らは校庭で大量の湯を沸かすなど、裏方として大会をサポートした。
豊島校長は「2か月後のリオ・オリンピックに負けない熱気を、田んぼの神様に見せてください」と子どもたちを激励した。
競技は23人の5年生が発案、準備した「田んぼペットボトル」「障害物競走」「なんでも引き」「リレー」の4種目。田んぼに埋まったペットボトルを拾い、その中に入れられた点数を競う「田んぼペットボトル」では、ちゅうちょすることなく頭からダイビングしてペットボトルの争奪戦を展開。障害物競走でも泥の中を泳ぐように網くぐりなどを行った。
もっとも泥んこになった子どもに贈る「どろんこ大賞」は、真辺和音(なお)さん(5年)と立石颯生(さつき)さん(5年)の2人が選ばれた。真辺さんは「5年生で準備が大変だったけれど、うまく開催できて良かった。網くぐりが意外に難しくて、楽しかった」と笑顔を見せた。頭から泥だらけになった立石さんは「気持いい!!」と震えながらも強気のコメントでどろんこ大賞らしさを見せた。

 

関連記事

  1. 田川和平さんを表彰 防犯に多大な功労
  2. 釜山博物館と協定書締結 県埋蔵文化財センター
  3. 郷ノ浦港観光案内所が開設。ガラス張りで明るさを強調。壱岐ちゃり3…
  4. 武原由里子さんが講演 父母と教職員の会
  5. 「夢を実現させて恩返しする」 本市両高校で計210人が卒業
  6. ドローンについて学ぶ 操縦体験も 鯨伏でドローン教室
  7. 平均価格が4万6千円増 巻き返し傾向の子牛市場
  8. 長崎県壱岐病院が開院

おすすめ記事

  1. 定数16に18人が出馬意向 7月20日投開票予定の市議選
  2. 4か所ともAA評価 海水浴場水質調査
  3. 壱岐黄金 「たくさんとれた!」 志原まち協が収穫祭

歴史・自然

PAGE TOP