JA壱岐市が1億円産地を目指して推進しているジャガイモ「壱岐黄金」の収穫祭が1日、郷ノ浦町、平人営農組合(辻川秀樹代表理事)の畑であった。
壱岐黄金は、県農林技術開発センターで育成された品種で、鮮やかな黄色やホクホクした食感が特徴。同営農組合は今年も2月に100㌃で作付けしていた。今年は大きく上々の出来という。
収穫祭は、志原地区まちづくり協議会(立川洋介会長)が収穫の喜びを感じてもらおうと企画して3年目で、今年は約40人の家族連れが参加した。
スコップを使って掘ると土の中から壱岐黄金が次々と顔を出し、子どもたちは袋一杯に集めた。収穫したジャガイモは参加者に無料で提供されたほか、フライドポテトの調理もあり、参加者は舌鼓を打っていた。
志原小4年の刈山花心さんは「たくさんとれてうれしいです。イモ掘りは慣れれば簡単でした。フライドポテトにするのが楽しみです」と話した。