壱岐の夏を告げる名物となったフラダンス・パーティー「第4回Kokoke Hula in iki 2015」(同実行委員会主催)が18日、筒城浜ふれあい広場野外ステージで行われ、山形、東京、奄美大島などから18組、80人のダンサーが集結。星空の下、気持ちの良い潮風を浴びながら、華麗なダンスを披露した。開幕に先立ち、壱岐神楽も奉奏された。
対馬から参加した「フラ・ハラウ・オ・プアラニ・アロハ」は3回目の出場。「壱岐のこのすばらしいイベントがうらやましくて、今年は9月5日に対馬でもフラ・イベントを開催することが決まりました」と離島にフラの輪が広がっていることを紹介した。
福岡から初参加した「ローズ・マロウ」の中野キクヨさん、田中丸和子さんの2人はともに壱岐出身の同級生で、約60年ぶりに揃って帰郷し、イベントに出演した。2人は「福岡壱岐の会に出席したことがきっかけで、このイベントを知り、参加することになりました」と久しぶりの壱岐の空気を懐かしみながら、情熱的なダンスを踊った。
激しく腰を振る情熱的なタヒチアンダンスや、男性プロダンサーによる力強いダンス、和気あいあいとしたフラ教室なども行われ、たいまつに照らされたステージは夜遅くまで盛り上がった。