© 【公式】壱岐新聞社 All rights reserved.

20182/9

離島留学に陸上競技コースを。

壱岐の中学生アスリートが長崎本土や福岡の陸上強豪校に進学することになった。この時期に明らかになっているのは推薦入学で、一般入試で陸上強豪校を受験する生徒もおり、壱岐の中学陸上黄金世代の多くが「島外流出」となりそうだ。

才能のある子どもたちが、より才能を伸ばすことができる環境で競技生活を送りたいと考えるのは当然のこと。高校スポーツとなると専門性も求められるため、全国トップクラスを目指すにはその競技、種目に特化した高校を選ぶようになる。海星に進学した土谷一志さん、小畑翔大さんは甲子園出場という夢を叶え、いまは大学野球で活躍している。だが壱岐市民として、また島内マスコミとして、残念な気持ちがないわけではない。特待生として各種免除はあっても家庭の負担はやはり大きいし、何よりも15歳の子どもを送り出す親御さんはさぞ寂しいことだろう。

壱岐高校の東アジア歴史・中国語コースのように、壱岐商業高校に離島留学「陸上競技コース」を新設できないだろうか。壱岐高のこのコースは今春初めて定員以上の入学希望があり、ようやく軌道に乗ってきた。島外からの若者流入だけでなく、島内の生徒にとっても魅力的なコースになりつつある。

離島留学制度は県内5校が設置しているが、壱岐商はまだ導入していない。陸上競技コースを新設し、専門の著名な監督、コーチを招へいすれば島内外の中学トップアスリートが集結する可能性は十分にある。五島高校にもスポーツコース陸上部があり重複することになるが、福岡との交通の便を考えれば壱岐が優位であるし、中学生の陸上競技レベルは壱岐の方が高い。陸上に特化したコースならよりハイレベルな教育を施せる。1月の全国女子駅伝で本県は3位入賞を果たした。「陸上王国・長崎」を更に推し進めるため離島2校に「陸上コース」があっても構わないはず。市、高校、県でぜひ協議してもらいたい。




  • このエントリーをはてなブックマークに追加

関連記事

20182/16

「美しい日本語の話し方」、劇団四季の俳優が授業。

本市で公演を行った劇団四季の俳優3人が5日、渡良小学校の4~6年生の児童38人を対象に「美しい日本語の話し方教室」を開いた。講師を務めたのは…

20182/16

もっと繋がる公衆無線LANを。

やや古いデータだが、観光庁が昨年2月に発表した訪日客への調査で、「旅行中に困ったこと」の1位は「施設などのスタッフのコミュニケーション」で3…

20182/16

原子力規制委と意見交換会。「住民は不安」、白川市長ら訴え。  玄海原発3号機16日燃料装填へ。

原子力規制委員会(NRA)の更田(ふけた)豊志委員長(工学者=原子炉安全工学、核燃料工学)と山中伸介委員(工学者=原子力工学、核燃料工学)が…

20182/9

「鬼は外、福は内」。一支国博物館で節分行事。

節分の3日、一支国博物館で「キッズDAY!レッツ節分」が開かれた。昨年に続いて2回目で、児童と保護者120人が参加した。 参加者は節分…

20182/9

一流芸術文化に触れる。劇団四季ミュージカル鑑賞。

劇団四季のファミリーミュージカル「嵐の中の子どもたち」の本公演が4日、市内小学生らを招待した同「こころの劇場」が5日、壱岐の島ホール大ホール…

ページ上部へ戻る