© 【公式】壱岐新聞社 All rights reserved.

201412/12

壱岐にスマートシティを

syasetsu 全国各地で「スマートシティ」建設が進んでいる。スマートシティ(タウン)とは、ITや環境技術などの先端技術を駆使して街全体の電力の有効利用を図ることで、省資源化を徹底した環境配慮型都市のこと。
11月27日にはパソナニックグループが同社工場跡地(神奈川県藤沢市)に建設した「FujisawaSST(サスティナブル・スマートタウン」がオープンした。約19㌶に千世帯の「創・蓄・省」エネルギー住宅や商業施設、学校、病院などを揃えた「近未来型都市」で、計画人口は3千人。総事業費は600億円となっている。
セキュリティ、交通網など8つの暮らしのサービスが特徴だが、目玉となるのはエネルギー面の家庭用蓄電池とスマートグリッド(次世代送電網)だろう。蓄電池は個別で購入するとまだ数百万円もするが、タウン用の大量注文によって低価格に抑えられた。各戸の太陽光発電装置で創られた電力を蓄電池に蓄えることで、天候に左右されず24時間、家電製品や電気自動車への給電に利用する。
スマートグリッドは、ある家庭で余剰な電力を、不足している家庭に送電するなどして需給バランスを最適に保つシステムで、電気代、ガソリン代が限りなく0に近い暮らしが実現できる。
九州電力は今年7月、壱岐など一部離島で新規接続契約申し込みを1年間程度保留すると発表した。大型蓄電池増設や、海底ケーブル敷設が実施されなければ、今後の再生エネルギー新規買い取り契約を結ぶことは難しそうだ。
だが家庭用蓄電池やスマートグリッドが導入されれば売電をしなくても、壱岐の暮らし易さは格段に良くなる。スマートシティ構想は、離島でこそより威力を発揮するものだと考えられる。
新市庁舎周辺や中学校廃校跡地などを活用した離島スマートシティは、移住者の増加が期待でき、人口減少対策にも役立つはず。地方創生アイデアの一つとして検討する価値が十分にあるのではないだろうか。




  • このエントリーをはてなブックマークに追加

関連記事

201910/18

「ミライon図書館」大村市に5日開館。

長崎県と大村市が共同で運営する県市一体型図書館「ミライon図書館」が5日、JR大村駅近くに開館した。鉄筋造り6階建てで、併設された大村市歴史…

201910/18

台風の事前情報充実を。

台風19号が東日本を中心に甚大な被害をもたらした。台風の発生当時から被害を心配していた。インターネット上でも情報が多く掲載され、気象庁も事前…

201910/18

ケーブルテレビ移行が合意。ID・パスワードなど変更なし(但し、利用者は同意書提出が必要)。

混迷していた市ケーブルテレビ施設指定管理者の移行問題について市は15日、現指定管理者の関西ブロードバンド株式会社(神戸市、三須久社長)との間…

201910/11

女子・芦辺、男子・勝本が優勝。市中体連駅伝競走大会

市中学校体育連盟駅伝競走大会(男子56回、女子39回)は、台風接近のため1日順延した4日、筒城浜ふれあい広場ジョギングコース(1周1000㍍…

201910/11

壱岐土産にかんぼこ開発を。

9月27~29日に行われた「壱岐トライアル逆参勤交代」で、首都圏に勤務する10人が壱岐でのリゾートワーク環境を下見し、様々な提言を行った。わ…

ページ上部へ戻る