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「海の名人」に大久保照享さん イカ釣り漁一筋53年

OLYMPUS DIGITAL CAMERA 農水省、文科省などで構成する「聞き取り甲子園実行委員会」はこのほど、平成26年度「海・川名人」19人を発表し、壱岐から勝本町漁協組合長の大久保照享(てるたか)さん(68)がイカ釣り漁師として「海の名人」に認定された。壱岐からの認定は海女の片穂野八代子さん(24年度)以来2人目。認定証は11月21日に壱岐振興局水産課から手渡された。
大久保さんは中学卒業後すぐ父親のイカ釣り漁船に同乗し、53年間もイカ釣り一筋で漁を行う傍ら、日本海における小型イカ釣り漁業の漁場開拓、出荷サイズの統一、鮮度保持やブランド化による価格の安定・向上に尽力。
現在は勝本町漁協組合長として漁民を束ね、さらに長崎県及び全国イカ釣り漁業協議会会長として全国一斉休漁日の設定、集魚灯の光力規制などの資源管理型漁業を推進するイカ釣り漁業のリーダー的な存在であることが、委員会で認められた。
大久保さんは「50年間も研究を続けて、イカのことは誰よりも知っていると思っているので、名人の称号は嬉しいですね。イカは生活の一部で、イカ釣りがあったから、いま組合長をさせてもらっている。イカには感謝しています。イカを遠方まで追いかけて、カンが当たって群れを見つけた時は感動しますよ」とイカ釣りの魅力を語った。
今年のイカ漁は不漁が続いているが、「地球温暖化で海水温が上がり、イカの通り道が韓国側に移動している。韓国は豊漁が続いているので、イカはいるのです。自然が相手なので断言はできませんが、潮の流れが変われば大丈夫だと思います」と名人は今後の壱岐のイカ釣り漁を展望した。

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