© 【公式】壱岐新聞社 All rights reserved.

201412/5

Iターン者の立場に立った改革を

syasetsu 第1回壱岐市人口減少対策会議が11月26日に開催された。初回だけに顔合わせと状況説明だけの内容だったが、年度末までにあと2回の開催が予定されており、専門部会の設置も予定されているだけに、今後議論が深まることに期待したい。
人口減少対策には移住促進、定住支援、地域インフラ整備、結婚・子育て支援、雇用確保、交流人口拡大による雇用創出など様々なアプローチがある。どれもが重要な課題だが、大掛かりなインフラ整備をしないでもすぐに着手できるのはIターン者の受け入れだろう。
内閣府が今年8月に行った世論調査によると、都市部に住む人のうち、「農山漁村地域に定住してみたいという願望がある」と答えた人の割合は約32%で、前回調査(05年)と比較すると約11ポイントも増加した。年齢別では20歳代が約39%で最多となっており、定年退職直後とみられる60歳代も約34%と興味を示している。
「田舎暮らし」に関する雑誌などでは毎回、離島が取り上げられているように、「離島」というキーワードは移住者に大きな魅力となっている。その中でも壱岐は、比較的温暖な気候、美しい海、豊富な食材などに加えて、高度情報通信ネットワーク、スーパー・コンビニ、医療機関なども、離島の中では極めて整備されている地域だ。市が積極的なアプローチを行えば、Iターン希望者は殺到しても不思議ではない。
市は昨年度から「壱岐市UIターン促進短期滞在費補助金制度を施行した。UIターン希望者が市内で住居、仕事を探したり、移住・就業を目的に視察などを行う場合、宿泊(2~14泊)料金のうち1泊当たり2000円を補助する。
だがこの金額では気軽に「視察しよう」とは思ってもらえない。しかもこの補助を受けるためには計画書、計算書、報告書、住民票、地方税の未納がない証明書などの提出が必要とあっては、その煩雑さの段階で移住する気も失せてしまいそうだ。まずはこの制度の改革に着手する必要がありそうだ。




  • このエントリーをはてなブックマークに追加

関連記事

20191/18

新春マラソンに1817人出走。ハーフ男子は川谷勇貴さん優勝。

第33回壱岐の島新春マラソン大会(同実行委員会主催)が13日、芦辺・ふれあい広場を発着とする特設コースで開かれ、6部門33種目に延べ1817…

20191/18

壱岐の「本物」育成が必要。

年末年始は仕事以外は外出せずに、テレビを観る時間が多かった。動画のネット配信に押され気味だと言われているテレビだが、見応えのある番組もあった…

20191/18

こどもセンターの事業充実を。子育てサークル4団体が要望。

「子育ての島・壱岐」の充実に、保護者たちが立ち上がった。市内子育てサークルの「おひさま」「さくらんぼ」「たんぽぽの会」「笑(えみ)」の4団体…

20191/4

4月下旬リニューアルオープン。イルカパークを観光の目玉に。

昨年12月14日からリニューアル工事のため休園している壱岐イルカパーク(勝本町)が、GW前の4月下旬に営業を再開する。運営は壱岐パークマネジ…

20191/4

胸熱くした田中さんの疾走。

12月23日に京都市で行われた第30回全国高校女子駅伝に長崎県代表として初出場した長崎商業高校のキャプテンとして、芦辺中学出身の田中亜可梨さ…

ページ上部へ戻る