郷ノ浦町庄触の畑でヒマワリが満開を迎え、大輪を開かせている。
近くの農業、牧永護さん(78)の農地に農業仲間の小川聖治さん(72)が壱岐警察署から種を譲り受けて6月上旬に植えていた。
交通事故被害者支援や命の大切さを学ぶ「絆プロジェクト」の一環。同プロジェクトは平成23年、京都府内で交通事故の犠牲となった4歳男児が幼稚園で育てていたヒマワリの種を両親が警察に託し、交通事故防止を呼び掛ける輪を全国に広げている。
小川さんらは昨年から同プロジェクトに参画。今年は半城湾の畔など2か所の約25㌃で約2万7千本が開花した。小川さんは「壱岐でも交通事故がないよう、交通安全の輪が広がってほしい」と話した。ヒマワリは自由に持ち帰り可能。