地域情報

開花は数十年に一度のリュウゼツラン 近くにハイビャクシンの繁茂も

八幡浦のはらほげ地蔵の近くの海岸で7月29日、数十年に一度しか咲かないとされるリュウゼツランが開花しているのが見つかった。南米原産の多肉植物で、5㍍以上に伸びた茎の先で、複数の黄色い花を咲かせていた。近くの住民によると22日頃から咲き始めたという。開花した後は枯れる。
そばには貴重なハイビャクシンが、直径15㍍の円形に広がりを見せている。ヒノキ科の植物で、崖地や砂浜に這うように群落をなす。日本の分布のほとんどは長崎県内にあり、勝本町の群落は県指定、辰ノ島では国指定の天然記念物に指定されている。
現場を観察した元壱岐「島の科学」研究会会長、山内正志さん(87)はハイビャクシンと確認して「貴重なものです」と話した。

関連記事

  1. 長岡秀星さん最古の作品発見 高校同級生・篠崎さんが寄贈 7日まで…
  2. 市議と市民が直接対話 壱岐の明るい未来のために 郷ノ浦・勝本 市…
  3. 空港滑走路延長が急務。後継機の運用定員わずか27人。ORCが検証…
  4. 芦辺地区第1分団ポンプ車8連覇。郷ノ浦地区第7分団2部小型ポンプ…
  5. ソメイヨシノが満開
  6. 台風少なく朱色鮮やか 壱岐オリーブ園で紅葉が見頃
  7. プレミアムチケット完売。6月1日から第2回発売。
  8. 山口幹雄賞に工芸・梶田さん。第61回市美術展覧会

おすすめ記事

  1. 庄触でヒマワリ大輪 被害者支援の絆プロジェクト
  2. 県大会2連覇、全国大会へ 初山小が6度目のV、上位4位を独占 交通安全こども自転車県大会
  3. 開花は数十年に一度のリュウゼツラン 近くにハイビャクシンの繁茂も

歴史・自然

PAGE TOP