高校剣道の本年度学年別競技大会(県剣道連盟主催)の佐世保地区大会が12月21日、県立武道館であり、2年生の部に26人が出場。トーナメント戦が行われ、壱岐高校の神田雄吏さんが優勝。田町将多さんと田町奏多さんが3位に入った。
優勝した神田さんは「勝ち上がることができてよかった。きつい稽古を乗り越えたからこそ結果が出たと思う」と話した。
壱岐高校男子剣道部は現在部員3人。日々の練習は少人数ながら、2人が試合をする時は、もう1人がつぶさに試合を観察して、互いにアドバイスをしながら技術を磨いている。
毎週土曜日には市内の中学生との合同練習も行う。中学生相手に教える側になるが、「教えることで自分が気づかされることもある」(神田さん)という。
次の目標は19日の県選抜大会。5人が出場できる団体戦に3人で挑む。神田さんは「人数が少なく不利だが、3人でも勝ち上れるよう高め合いたい」と話した。
※写真は神田真さん提供