ごみ拾いとスポーツを融合したイベント「スポGOMI」が10月26日、石田町の塩津浜であり、市内外の参加者が漂着ゴミを回収した。
長崎国際テレビが主催して県内各地で開き、今回は14回目で本市初開催。3~5人でチームを組み、市内はじめ佐世保や諫早などから19チーム74人が出場した。
ごみの種類ごとに加算されるポイントに違いがあり、出場者は約1時間の競技後、集めたごみを燃やせるゴミや金属類など種類別に計量。皆で724㌔のごみを集めた。優勝は佐世保市から参加したチームで、燃やせるゴミを中心に137・57㌔を回収。上位入賞チームには壱岐の特産品などが贈られた。
出場した佐世保工業高3年の島尾愛利さんは「ほかのスポGOMIにも参加したことがあるが、一番ごみが多かった。外国のペットボトルもあった。佐世保に帰ってもゴミを拾うなどして環境美化を広めていきたい」、共同組合長崎県リサイクルの楠元真二郎代表理事は「海外からの海流に乗ってくるので世界的な問題だと思う。一歩一歩の清掃が大切だと思う」と話した。