「V・明日夢プロジェクト壱岐市バレーボール教室」が9月22日、石田スポーツセンターで行われ、元Vリーガーの櫻井由香さん(50)と早瀬省吾さん(34)が子どもたちに指導した。
バレーボールのVリーグ機構が中心となって行う社会貢献活動の一環で、元Vリーガーが全国各地でバレーボールの普及、広報活動を行っている。
昨年に続き2年連続の開催。今回は壱岐市バレーボール協会(山川祐司会長)が主催して、市内で小中学生のバレーボール技術の強化を目指した「壱岐U‐15バレーボール育成プロジェクト」の5周年を記念して、同プロジェクトに参加している児童、生徒23人が参加した。
二人はサーブやブロックなど基本練習からゲーム形式まで、昼休憩を挟んで5時間半の集中指導を行った。
参加した久間由羅さん(芦辺中1年)は「今日習ったレシーブの仕方を生かして、たくさんボールを拾いたい」と話した。
早瀬さんは、JVL(ジャパンバレーボールリーグ)参入を目指す「熊本ヴィレックス」(熊本県八代市)の代表で、今回のバレーボール教室には、8月に同チームが開いたトライアウトに参加した芦辺町の長嶋郁弥さん(27)も指導者として参加。二人の指導のサポート役を担った。長嶋さんは「日本代表を経験した選手に教えてもらえる貴重な機会を生かしてほしい。将来が楽しみな子どもたちばかりで自分以上の選手が出てくることを願っています」と話した。
バレーボール教室は翌日、田河小体育館でも行われた。