県はこのほど、県内の子ども(15歳未満)の数(4月1日現在)を発表。15万261人で前年から4832人減り、過去最少になったことがわかった。総人口に占める割合も12・1%で過去最少。
本市は3月末現在、2727人で前年に比べ140人減り、記録が残る基準日の比較では過去最少となった。
壱岐の子どもの数は、昭和30年の1万8585人から60年には9407人に半減。以降減少が続いている。
総人口に占める子どもの割合は、昭和30年は35・9%だったが、平成2年21・6%、今年は11・3%と一割強にまで減っている。
一方、65歳以上の高齢者数は、昭和30年3757人、同60年6053人、平成27年9615人、令和3年9773人まで増加してきたが、令和4年以降は減少に転じ、今年は9518人で総人口に占める割合(高齢化率)は39・6%だった。
※壱岐の人口は昭和30年~令和2年は国勢調査、それ以降は住民基本台帳をもとに計算。