西村明宏環境大臣が2日、本市を訪れ、白川博一市長、浦真樹副知事らと壱岐市、長崎県の地域脱炭素に関する取組に関して意見交換を行い、太陽光発電と水素貯蔵システムを組み込んだ郷ノ浦町の陸上フグ養殖場などを視察した。長崎県2区選出の加藤竜祥衆院議員、山本啓介参院議員、鵜瀬和博県議らが同行した。市役所郷ノ浦庁舎で行われた意見交換会後、西村大臣は記者団の取材に対して「壱岐市は全国に先駆けて気候非常事態宣言を市議会で可決するなど、地域脱炭素に向けた取組は非常に先進的であり、今回の視察となった。その取組を全国的に発信できればと思っている。自然を生かした地域の活性化についても後押ししていきたい」と話した。