政治・経済

高さ16㍍の屋上から紅白餅まき 11日に睦モクヨンビル棟上げ

有限会社睦設計コンサルタント(郷ノ浦町、松本六男代表)は、郷ノ浦町の湯川温泉敷地内に建設中の、日本初の非耐火木造4階建ビル「睦モクヨンビル」(来年1月竣工予定)の棟上げイベントを11日、午後4時から行う。当日は4階屋上の高さ16㍍から紅白撒きものなどを行う。

モクヨンビルに関して、同社が国交省、林野庁、木造建築に関する情報が集積する「中大規模木造建築ポータルサイト検討委員会」に確認したところ、同ビルが日本初の無垢製材あらわし4階建ビルであることが、改めて確認された。

8月に同所で予定されていた「子どもエキスポin壱岐」は新型コロナ感染拡大のため延期となっているが、近く「森と木造建築とSDGs」をテーマにワークショップが開催予定。また11月には九州各県の林政課が一堂に会する「九州木材業振興対策協議会九州大会・長崎県建築物木造化講習会」が「脱炭素社会に資する睦モクヨンビル」をテーマに、同ビル視察を目的として80人が参加し本市で開催されることも決まっている。

設計を担当した同社の松本隆之専務は「日本初の取り組みだけに、当初は製材のプレカットメーカーが二の足を踏んだり、柱と梁の繋ぎを意匠性の高い金物にするため鉄工所でオリジナルを製作してもらったので時間を要した。また、無垢製材には大敵な降雨が続いたり、コロナの感染拡大などもあったが、予定通りに棟上げまでこぎつけてホッとしている」と話した。

建築現場には、日本初の試みを多くの人に経験してもらいたいと外部からも建設作業員を公募し、30~40代の3人が集まった。「3人とも個人経営をしている大工で、とても熱心に取り組んでくれた。良い経験になったと思うし、建築作業にも大きな力になってくれた」と感謝した。

睦モクヨンビルは湯川温泉、隣接する飲食店「壱岐牛・弦」「壱州本陣」を含む一帯を、字名「梅坂」から「梅坂ふろしき」と銘打ち、エリアブランド化するプロジェクトの中核施設。このビルは1階にフリースペースとオープンカフェ、2階に民泊施設、3~4階ほ自社事務所を含むコワーキングスペースとする。観光客だけでなく、島民も時間を過ごせる滞在型メニューを随時展開。来年4月に正式な開所を予定している。

また同ビル現場体験ツアー(小学5年生以上、事前申し込み必要)を実施している。インスタグラム(#睦設計)からダイレクトメールで申し込みを受け付けている。

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