市還暦式が11日、壱岐の島ホールであり、皆で還暦を祝った。
対象は昭和37年4月2日から同38年4月1日までに生まれた市内317人、市外131人の計448人で、そのうち市内167人、市外104人の計271人が出席した。
還暦者代表者会主催の長寿祈願式(神事)に続き、市主催で還暦式があり、白川博一市長から旧10中学校区ごとの代表者に還暦証書と記念品が贈られた。
渡良中代表の東谷浩次さんと西田啓子さんは、西田さんがこの日のために手作りした「赤いちゃんちゃんこ」を着て登壇し、会場の目を引いた。式典後、西田さんらは「一生に一度のことで手作りしました。益々元気になりました」と話した。
白川市長は式辞で「高度経済成長期の後のオイルショックや円高を乗り切り、安定成長期を迎えた。激動する日本を昭和、平成、令和の時代にわたり社会に貢献いただいた。皆さまのご尽力があればこそと敬意を表します。どうか健康にはご留意され、それぞれの歩調で充実した人生をお送りください」と述べた。
最後には市老人クラブ連合会、末永榮幸会長の発声で、皆で万歳三唱し還暦を祝った。