オリエンタルエアブリッジ(ORC)は12月21日、フランスのリージョナル航空(小都市間の小型旅客機による航空輸送)最大手のATR社から12月15日に受領したATR42‐600型機(48席)の初号機「JA10RC」が長崎空港に到着したと発表した。現在使用しているボンバルディアDHC8‐Q200型機(39席)は導入後20年が経過し、設計寿命を迎えることから、次期長崎離島路線用の更新機材となる。今後は乗務員の訓練などに使用し、7月を目途に運行開始を予定している。2号機は5月の受領を予定しており、長崎‐壱岐路線などは2025年度からATR2機体制での運航となる。