財務省はこのほど、4月の原油CIF価格(到着港までの輸送費を含めた価格)の平均価格が1㌔㍑8万3246円(速報値)だったことを発表した。この価格は九州郵船が定める改定ゾーン金額表で初の「8ゾーン」(7万9574~8万4573円)に入るため、4月平均価格を基準とする8~10月期燃料油価格変動調整金は壱岐~博多間がフェリー片道880円、高速船ジェットフォイル(JF)片道1440円、壱岐~唐津間フェリー片道400円になる。正式には6日に開かれる市航路対策協議会で九州郵船から報告される。調整金の大幅値上がりは人の移動がピークとなる夏休み、盆休み、シルバーウィークを直撃することになる。