政治・経済

「OMOYA GIN」 品評会洋酒部門で金賞

世界のウイスキーとスピリッツを審査する品評会「東京ウイスキー&スピリッツコンペティション(TWSC)」(同実行委主催、企画・運営ウイスキー文化研究所)の洋酒部門の審査結果が18日に発表され、石田町の重家酒造株式会社(横山雄三代表取締役)のクラフトジン「OMOYA GIN」(47度、500㍉㍑)が金賞を受賞した。

この品評会は、高品質なウイスキーとスピリッツを国内外に知ってもらうことを目的に、2019年から始まり、今年で4回目。規模はアジア最大級という。

実行委ホームページによると、洋酒部門と焼酎部門があり、20年から新設された焼酎部門では、芦辺町の壱岐の蔵酒造の「2千年の夢」が金賞を、「壱岐っ娘25度」と「無一物」がそれぞれ銅賞を、21年には同町の壱岐の華の「海鴉」が銀賞を受賞しているが、本市の酒造会社の製品で洋酒部門の受賞は今回が初めて。

今回の洋酒部門には国内外から519本の出品があり、全国のバーテンダーやメーカーら専門家延べ241人が審査。金賞は(今年は189本)は最高金賞(同23本)に次ぐ賞となっている。

横山代表(54)は「(ジンは)初めての商品で、金賞をいただけて励みになるし、自信になる。もっといい賞が獲れるように、皆さんに喜んでいただけるジンを造っていきたい」と話した。

「OMOYA GIN」は、壱岐麦焼酎をベースに、ジュニパーベリーと壱岐産ユズの皮を漬け込んだクラフトジンで、ユズの爽やかな風味が特徴。価格は500㍉㍑が税込3300円、200㍉㍑が同1650円。

関連記事

  1. 玄海町が核のゴミ文献調査受け入れ 篠原市長「到底容認できない」
  2. 「これからの離島留学検討委員会」 県が関係3市とともに設置 20…
  3. 『壱岐は世界的モデルになり得る』 本県で初開催 エコマテリアル…
  4. 今季初のインフルエンザ感染者 コロナとの同時流行を懸念 県内の第…
  5. 農事組合法人勝本に 知事賞 ながさき農林業大賞
  6. 壱岐新時代創造会議が構想発表 4つの港町にプロジェクト作成 20…
  7. 年々改善も約29%が漏水 水道管漏水箇所は年百か所以上
  8. へき地保育所閉所問題が混迷 閉園延長請願書に9議員賛同 来年3月…

おすすめ記事

  1. 壱岐ブレイブス九州大会へ 江口主将「1試合でも多く勝つ」
  2. 壱岐の子ども2607人 高齢者は9364人、高齢化率40%に
  3. 盛況に郷ノ浦八日市 子どもたちの手にカーネーション

歴史・自然

PAGE TOP