地域情報

小野ヤーナさんに寄付 募金箱設置の一支國研究会

NPO法人一支國研究会(伊佐藤由紀子理事長)は5月23日、ウクライナ避難民への人道支援金2万3941円を、ウクライナ出身で石田町在住の小野ヤーナさん(39)に寄付した。小野さんは自身が理事長を務めるNPO法人「Beautiful World」でウクライナ避難民の支援を行っている。

伊佐藤理事長(62)は昨年、小野さんの講話を聴いた。その時に会場にスライドで映し出されたウクライナの美しい景色が印象に残っていたという。

ロシアの侵攻を受けて破壊されたウクライナの現状に「何か力になることはできないか、同じように感じている人の思いを入れられる場所を作りたい」と、同研究会が運営する原の辻ガイダンスに3月20日から募金箱を置き善意を募っていた。中には、施設内にある射的体験で残ったお小遣いを募金する子どもたちの姿もあったという。義援金の寄付にあわせ、伊佐藤理事長は個人的に蓄えていた未使用のタオルと防寒着も手渡した。

寄付を受け小野さんは「皆様に本当に感謝いたします。皆さんの優しさを感じています」と感謝を述べ、「(ウクライナの人に)夏には壱岐の海で海水浴もしてもらいたい」と本市へ招待したい考えも示した。

募金箱は引き続き、ガイダンス施設内に設置しており、定期的に小野さんに寄付することにしている。

同日現在、小野さんらの支援により大分県別府市に18人、日田市に6人が避難。今後さらに男性2人が避難予定という。小野さんは定期的に別府市に行き、生活支援を行っている。

関連記事

  1. 県壱岐病院5周年式典。向原、米城両氏に感謝状。
  2. 販売は計画比106% JA通常総代会
  3. ジブリの世界が壱岐に。一支国博物館で「山本二三展」。
  4. 4海水浴場とも「AA」 県内トップの汚濁の少なさ
  5. 幅広い事業者に給付金 最大20万円を県・市が折半
  6. 壱岐市民に支援を呼び掛け ウクライナ出身の小野ヤーナさん
  7. 市役所仕事始め式 白川市長が訓示
  8. 野焼きは必ず届け出を!。林野火災多発中。

おすすめ記事

  1. 壱岐ブレイブス九州大会へ 江口主将「1試合でも多く勝つ」
  2. 壱岐の子ども2607人 高齢者は9364人、高齢化率40%に
  3. 盛況に郷ノ浦八日市 子どもたちの手にカーネーション

歴史・自然

PAGE TOP