歴史・自然

沖縄の県魚グルクンか 温暖化影響?壱岐にも群れで

南方系で沖縄の県魚に指定されているグルクン(標準和名タカサゴ、ニセタカサゴなどの総称)とみられる魚が壱岐でも釣れている。
石田町の料理店「ふうりん」の店主、山下輝昭さん(47)が今月上旬、お客さんが「グルクンが釣れたよ」と店に持ってきたことから、場所を聞いて向かった。

現場の岸壁では30㌢弱のその魚が千匹ほどの大群でいて、すぐに10匹ほど釣れたという。

初めて釣り上げたという釣り歴40年の山下さん。「(壱岐でも)沖のほうにいるとはずいぶん前から聞いていたが、とうとう波止場から釣れる日が来るとは」と、温暖化の影響を肌で感じている。

スズキ目タカサゴ科の魚で、鮮やかな青色が特徴だが、夜間に休息している時や外敵に襲われた時などは朱色を帯びる。白身で食べることができる。

唐揚げにしてみたという山下さんは「身が柔らかく干物にしてもいいかも」と話した。

関連記事

  1. 一部白化も新たな個体確認 環境省サンゴ礁を調査
  2. 海面へ一直線 大型海鳥 カツオドリ
  3. 壱岐安国寺の中世文書 県指定文化財に
  4. 原の辻古代米刈り入れ祭 子どもたちが石包丁体験
  5. 海軍省作成の図録見つかる 「わがいくさぶね」 牧山耕蔵氏贈る 軍…
  6. 黒崎などのサンゴ礁を調査 国立環境研究所など
  7. カサゴ放流と清掃 渡良小児童 環境問題考える
  8. 自然農法でアイガモを放鳥 原の辻さなぶりの祭り

おすすめ記事

  1. 中継で台湾の児童と交流 給食通じて文化の違い学ぶ
  2. 南極の氷を展示 自衛隊長崎地方協力本部
  3. 篠原市長、給食「想像以上に美味しい」 物価高も「当面、市民負担上げない」

歴史・自然

PAGE TOP