歴史・自然

鎮信鳥居を見物 博物館がバスツアー

市内の神社を巡る歴史探訪バスツアーが13日にあった。一支国博物館が開館12周年を記念して主催。市民40人が参加した。
ツアーでは平戸、壱岐、小値賀、松浦各地の旧平戸藩領にしかない鎮信鳥居がある神社7か所を巡った。
鎮信鳥居は、柱や笠木など全て3分割で作られ、笠木の両端が反り上がっているのが特徴。市内には35か所あるという。市教委文化財班の松見裕二さんが同行し、鳥居のほか、神社の由来や特徴を説明した。
そのうち、勝本町布気触の水神社では、壱岐最大のイチョウ(幹回り5・56㍍)も見物。また、芦辺町深江東触の兵主神社では、本殿に残る中国前漢の役人「朱買臣(しゅばいしん)」の壁画も紹介され、参加者は写真を撮るなどしながら見入っていた。
参加した芦辺町の白井邦夫さん(75)は「規模は小さいが朴訥(ぼくとつ)として、地域に密着した良さがあると思う。勉強になりました」と話した。

関連記事

  1. ホタルが乱舞 今年も見頃早めか
  2. 黒崎などのサンゴ礁を調査 国立環境研究所など
  3. 一部白化も新たな個体確認 環境省サンゴ礁を調査
  4. 国内3例目の鉄の轡 久保頭古墳から発見
  5. 本物の人面石展示 一支国博物館
  6. 7984匹捕獲 イスズミハンター
  7. 判明!!日本最古のイエネコの骨 「カラカミ遺跡」遺構から発掘 1…
  8. 庭園で偶然発見の「からわけ」 博物館講座で河合副館長が解説

おすすめ記事

  1. 壱岐商連合チームの夢の行方は
  2. 牧山空未さん(盈科5年)が最優秀賞 県まちづくりの絵コンクール
  3. 中嶋悠樹さん(鯨伏6年)が3年連続最優秀 中永那奈美さん(那賀3年)は初受賞 県読書感想文 コンクール

歴史・自然

PAGE TOP