沼津まちづくり協議会(竹富寛会長)などが植樹した桜の苗の近くに16日、大量の空き缶・ビンが不法投棄されているのが見つかった。同まち協は1月30日に旧沼津中学校グラウンドなどに百本の桜の苗を植樹。不法投棄が見つかった長峰本村触の県道沿いの雑種地には、そのうち8本を植えていた。
午前7時頃、近くを通りかかった人から連絡を受けた公民館長が壱岐署に通報し、同日に現場検証が行われた。
同まち協の濱田翼集落支援員(29)は「空き缶などは50本ほどで、道路上から桜に向かって投げ入れられたようだ。前日夕方に公民館で花の苗を植える作業をしていたので、投げ入れられたのは15日夕方から16日早朝にかけてと考えられる。1~2本ならポイ捨てと思えるが、これだけ大量に、しかもごみステーションに出せば回収してくれる空き缶を不法投棄するというのは、意図的な嫌がらせに感じられる。せっかく街をきれいにしようとみんなで取り組んでいるのに、本当に残念な行為だ」と肩を落としていた。