3月末の本市は黄砂が原因とみられるPM2・5に覆われた。29日午後5時に107μg、6時に105μgと2時間続けて100μgを突破。30日は午前3時から5時まで107、110、109μと3時間連続で100μgを突破した。
同日は午前5~7時の平均値が92μ㌘となったため、規定により「日平均濃度が70μgを超えると予想される」ため、県内で唯一、壱岐地区に午前7時10分「注意喚起情報」が発令された。
市危機管理課は午前8時30分に防災放送で「できるだけ外出を控える」「屋外での激しい運動は減らす」「洗濯物は部屋の中に干す」などの注意喚起を行った。
大量の黄砂で、両日の本市は晴天だったものの濃い霞がかかり、昼間なのに太陽が肉眼でもまぶしくなく黄色く見えるような天候が続いた。30日の日平均は57μgに落ち着き、注意喚起情報は31日午前0時に解除された。