平成27年度の本市へのふるさと納税が、市が目標に設定していた申込額1億円を突破したことが18日、明らかになった。
昨年12月28日時点での申込額は9288万7千円だったが、28年確定申告での還付対象期限となる12月末に駆け込みの申し込みが殺到し、この時点で1億円を突破。1月15日時点での申し込みは5740件1億179万9476円(寄附済み額は9953万4476円)に達した。
本市へのふるさと納税は初年度の20年度は20件約1174万円だったが、24年度は108件181万円まで減少していた。だが26年度にカタログ方式によるお礼の品返送の導入により2097件約3173万円に増加。7年間のトータルで2571件約5737万円となった。
27年度は9月からクレジットカード、コンビニ、Pay‐easy決済の導入、お礼の品カタログ商品総数を132品に増加、ポイント表の区分の細分化などサービスを見直し、また税制改正により控除額が2倍になるなどしたため、さらに寄附額が急増した。
7日からは3月末までの期間限定で寄附額200万円以上の場合、出張解体ショー付きの天然マグロ1本(1本限定=勝本町漁協提供)などの特典を用意しており、年度内にさらに寄附額増額を目指している。