5日、郷ノ浦町、鎌崎の防波堤で猛毒を持つヒョウモンダコが3匹見つかった。県壱岐市振興局水産課の壱岐水産業普及指導センターは見つけても触らないよう注意を呼び掛けている。
同センターによると同日、釣り人が岸壁にカニを見つけ、タモですくおうとしたらヒョウモンダコが3匹おり、そのうち2匹が入った。見つかったタコは体長3㌢ほどで、通常の10㌢程度のものと比べ小型だった。刺激すると青いリング模様が表れるのが特徴。唾液にフグ毒と同じテトロドトキシンが含まれ、噛まれたり食べると最悪の場合死亡することもある。噛まれたら吸い出さず洗い流し、病院を受診するよう呼びかけられている。