壱岐子ども劇場は11日、2011年の東日本大震災で被害に遭った東北の人たちに希望の灯火を灯し続けるため、失われた多くの命を鎮魂し、また震災の悲劇を壱岐の人たちも忘れないようにするため、同劇場の子どもたち20人が参加して、郷ノ浦町の佐賀里の階段に手作りのワックスボウルやランプ計100個を並べて点灯式を行い、被災地へ祈りを捧げた。
毎年3月11日に行っており、今年で5回目。同劇場の武原由里子さんは「今回参加した子どもたちは、震災のことを知らなかったり、当時はまだ生まれていなかった子もいる。その子たちがこのようなイベントに参加することで、震災の悲劇を語り継いでいくことが重要」と話した。