郷ノ浦町の壱岐オリーブ園で5日、収穫体験があり、市民らが収穫を楽しんだ。
島内外の人にオリーブに親しんでもらおうと、昨年から収穫体験を実施しており今年で2回目。参加者は、敷地に植えられた1600本の木からたわわに黒く熟した実を摘み取った。
オリーブは今月から来月にかけて収穫期を迎え、台風で実が落ちたものの、新しく実をつけた木もあり、昨年並みの1・5㌧の収穫を見込んでいる。
従業員の竹田雅美さん(58)によると、実だけでなく12~1月に収穫期を迎える葉もオリーブポリフェノールが含まれ、健康に良いという。
参加した川上尚子さん(65)は「ナツメのような感触でベトベトしない。壱岐産のオリーブなんで感動してしまいます」と収穫を楽しんだ様子だった。
18日にも午前9時から収穫体験(要予約)を実施する予定。予約など詳しくは同園(☎47‐6737)。