スポーツ

2211人が壱岐路を疾走 第30回壱岐の島新春マラソン

第30回壱岐の島新春マラソン大会(同実行委員会主催)が10日、芦辺・ふれあい広場を発着とした特設コースで、2211人が出場し、ハーフマラソン・10・5・3・2㌔と1㌔親子ペアの6部門で、それぞれ男女、年齢別の33種目で行われ、2155人が完走した。大会新記録は新設種目以外に3種目で達成された。招待選手の弘山晴美さん(47=元資生堂)、藤永佳子さん(34=資生堂)、扇まどかさん(32=十八銀行)、古賀悠華さん(22=同)の4選手が各レースに特別参加して、選手たちを励ますなど大会を大いに盛り上げた。(新春マラソン成績詳細などは次号で掲載)
注目のハーフマラソン一般男子(39歳以下)は、ハーフ1時間08分22秒、フル2時間20分27秒の実績を持ち、全国のレースを行脚している初出場の岩山海渡さん(33=茨城陸協)が1時間10分58秒の素晴らしいタイムをマーク。2位に4分以上の大差をつけて圧勝した。「10㌔過ぎで展開がバラけたので、一気にスパートした。起伏や強風もあり着差ほど余裕はなかったが、後半の海の景色が気持ち良く、新鮮な気持ちで走ることができた。離島で走る機会がこれまでなかったので、存分に雰囲気を味わうことができました」とレースを楽しんだ。
ハーフ一般女子で最高タイムをマークしたのは40歳以上優勝の浦辺彰子さん(42=福岡陸協)の1時間29分32秒。郷ノ浦町出身で、高校まで壱岐で過ごした。「3回目の出場で昨年3位、一昨年2位だったので、優勝できて嬉しい。目標の1時間30分もクリアできた。懐かしい風景を楽しみながら、知っている人の顔を観ながら、皆さんの応援の声を受けて、楽しんで走ることができた。長距離走は前日に美味しいものをたっぷりと食べてエナルギー補給をするのが大切なので、壱岐のレースは最高です」と里帰り優勝を喜んだ。
今年からコースが変わり、左京鼻折り返しの海沿いのコースとなった10㌔は「アップダウンは厳しくなったが、景色が素晴らしい」と出場選手から好評だった。10㌔一般男子39歳以下を34分16秒で制した倉本昂洋さん(福岡大2年)は、壱岐高陸上部の出身で2年ぶりの新春マラソン出場を優勝で飾った。「2年前に10㌔を走った時よりもコースはタフになっていたが、やはり地元・壱岐で走るのは気持ちが良い。目標は32分台だったので記録には不満が残るが、次は県下一周駅伝で壱岐市代表として好成績を残します」とふるさとへの貢献を誓った。
ニューヒロインも誕生した。3㌔中学生女子は第一人者の田中亜可梨(芦辺3年)の連覇が濃厚だと思われていたが、下克上を果たしたのは末永恋菜(郷ノ浦1年)。10分49秒で2位田中に11秒差をつけた。「残り3百㍍くらいで田中さんを抜いたけれど、絶対に抜き返されると思っていた。まさか1位になれるなんて思っていなかったのですごく嬉しいし、目標の11分切りを果たせたので感激です。練習と沿道の応援が力になりました」と最後は声を掛けながら伴走してくれた十八銀行・古賀選手の励ましに応えて、田中さんを振り切った。
田中さんも「入りのペースが速すぎたこともあるが、恋菜ちゃんはすごく力をつけている。頼もしいです。県下一周駅伝では力を合わせて、上位を目指したい」と末永さんの成長を称えた。
招待選手の弘山さんは「島のほとんどの子どもが集まっているのではないかと思うくらい、多く参加していて驚いた。走ることはすべての運動の基本になるので、大きくなっても走ることを続けてもらいたい。壱岐は初めて訪れたが、神道発祥の地ということを知らなかった。月読神社が素晴らしかった。次に来る時には事前に勉強して、神社巡りをしたい」、扇さんは「子どもたちと一緒に走れて楽しかった。走ることの楽しさを感じてもらえるのは素晴らしいこと」と大会を絶賛した。

マラソン(3㌔中学生女子を制した末永恋菜さん) マラソン(10㌔一般男子で里帰りVの倉本昂洋さん) マラソン(ハーフ一般男子優勝の岩山海渡さん) マラソン(ハーフ女子最高タイムの浦辺彰子さん)

 

関連記事

  1. 韓国女子の慶南が優勝 スプリング杯バレー
  2. 史上初のW女子横綱誕生 一支國幼児相撲大会
  3. 東京で壱岐の魅力発信 アイランダー2014
  4. 今西壮眞さん(石田幼)が連続横綱 4歳児は長岡眞白さん(郷ノ浦幼…
  5. 親子で月見だんご 原の辻ガイダンス
  6. 乾杯グラス発売 壱岐酒造協同組合
  7. 県中学総体 主な成績
  8. 泥んこバレーに18チーム。地元勢が初優勝果たす。

おすすめ記事

  1. ジャンボサイコロ大会 柳田保育所児童も参加
  2. 昔の農機具で脱穀体験 古代米づくり収穫祭
  3. 日本最古イエネコ骨、線刻文字土器 「カラカミ遺跡の全貌展」で展示 1月9日まで 一支国博物館

歴史・自然

PAGE TOP