第17回壱岐ロータリークラブ小学生駅伝大会が6日、筒城浜ふれあい広場周回コース(6区間5・7㌔=1・6区1・05㌔、2~5区0・9㌔)で開催され、市内18校から31チームが出場。気温11・9℃、好天・微風という絶好の条件の中、渡良Aが18分04秒の大会新記録(従来の記録は平成25年鯨伏の18分11秒)で、第1回大会以来16年ぶり2度目の優勝を果たした。区間記録を4選手が更新するハイレベルな戦いとなった。
渡良Aは、1区竹下莉央(6年)から3位でタスキを受けた2区長門虎太郎(6年)が2分36秒の区間新で首位に立った。3区西茉南花(まなか=6年)は田河Aに逆転を許したが、4区竹下紘夢(4年)も2分43秒の区間新で再びトップ。5区竹下真愛(5年)が再度田河Aに抜かれたが、妹からタスキを受け取った6区竹下大貴(6年)が、残り3百㍍の地点で逃げる田河A・井手を捉え、芝生コースに入った最後の直線で差を広げ、1番ポーズでゴールテープを切った。
竹下大は「去年は2区で区間5位。今年は6区で距離が延びるのが不安でしたが、(妹の)真愛(まひろ)が粘って2秒差でつないでくれたので、絶対に抜こうと思って走りました。毎日2㌔を走る練習を続けてきた甲斐がありました」と喜んだ。
詳細成績などは12月18日号に掲載。