第5回原の辻一支国王都復元公園周回駅伝大会(一支國研究会など主催)が3月22日、同公園特設駅伝コース(1周1㌔、計9周)で、スウェーデンリレー方式(第1・2走者は1周、3・4走者は2周、5走者は3周)で行われ、過去最多の41チームが出場。応援も含めて約3百人が集まった。
勝負にこだわって走ったのは、優勝を続けている壱岐高陸上部チーム。2年生の「福川剛士とゆかいな仲間たち」(平間千広代表)が28分48秒で、1年生チームの「優勝は私です」(山口祐介代表)に22秒差をつけて、先輩の貫録を示した。アンカーを務めた三千㍍障害県内トップクラスの益川洋武さん(2年)は「アップダウンがあるのはきつかったけれど、弥生時代の復元建物を見ながらのレースは、クロスカントリーのようで、みんなと楽しみながら走れました」と笑顔を見せた。
新春マラソン同様にパフォーマンスをしながら走るチームもあり、「キロ8・6分バズーカー」(長田康平代表)は「ラッスンゴレライ」でブレイク中のお笑いコンビ「8・6秒バズーカー」の衣装で、パフォーマンスを披露しながら駅伝を楽しんだ。「尾関課長お疲れ様でしたチーム」(村田信夫代表)は、3月で定年を迎える市文化財課・尾関孝人課長に感謝の気持ちを示すため、普段は運動をしていない市職員が、感慨深い表情を浮かべながら完走した。
レース後は原の辻サポーターの焼きそば、ヘルスメイトの合鴨ひきとおし、一支国研究会の古代米カレー、壱岐高ヒューマンハート部のクレープなどが選手らに振る舞われた。
▽成績 ①福川剛士とゆかいな仲間たち28分48秒②優勝は私です29分10秒③ソニックエリート軍団31分24秒
▽特別賞 光武戦隊リハレンジャー、SAY★YEAHダンス、芦辺排球部、ドキドキドンキーズ
▽敢闘賞 キロ8・6分バズーカー、尾関課長お疲れ様でしたチーム