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35演目を舞い、踊る 壱岐大大神楽公演

国の重要無形民俗文化財に指定されている壱岐神楽の「第19回壱岐大大神楽」(壱岐神楽保存会主催)が1日、筒城ふれあい広場野外ステージで開かれ、午後6時から同11時半まで、舞人・楽人合わせて18人の神官が大大神楽ならではの35演目を披露した。
昨年は台風の接近に伴う悪天候のため筒城ふれあい体育館で行われたため、屋外での公演は2年ぶり。たいまつを焚いた独特の雰囲気の中での神楽の舞を、筒城小学校児童など約3百人が観賞した。
2人の舞人が互いに空転をさせ合うなどアクロバティックな「紙相撲」では、技が決まる度に大きな拍手が起き、地上に降りる神の道案内をする「猿田彦」の独特の面と太刀遣いには感嘆の声が上がった。またステージ横には、篠竹を四方に立てしめ縄を張り巡らせた中に祭壇と釜が置かれ、青笹で参拝人に熱湯を振りかける「湯立」が行われ、無病息災を祈願した。

神楽(湯立の儀式)神楽(「紙相撲」の派手な動きに拍手が起こった)

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