文化・芸術

夏の壱岐大大神楽公演 神職が33の演目を披露

 壱岐大大神楽公演2026(壱岐神楽保存会主催)が1日、勝本町かざはやで開かれた。会場には市民のほか観光客ら50人以上が来場。演目ごとに神職が概要を解説して進められた。
神職のみで舞う壱岐神楽は約7百年の歴史を持つ国の重要無形民俗文化財。その中でも6時間以上におよぶ大大神楽は、この夏公演と12月に芦辺町の住吉神社で奉納される2回のみとなっている。
夏公演は平成8年から毎年、筒城浜ふれあい広場の野外ステージで開催してきたが、新型コロナ禍を経て一昨年、5年ぶりに再開。会場は昨今の猛暑を考慮して室内に移して開かれている。
披露された演目は、番外の豊年舞、漁舞を加えた計33演目。「漁舞」は会場を訪れた漁業関係者らが舞台に上がり漁網を頭からかけて、海上安全、大漁満足、漁業の繁栄を奉謝するとともに祈請した。「四弓」は神宝であり呪物でもある弓を神聖視し、その霊威を讃え四方を射払い諸悪災禍を退散させた。五穀豊穣を祈請する「豊年舞」では霊威を載せるため会場に紅白の餅を撒き、来場者は神の恵みに感謝しながら拾い集めた。

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