大石賢吾知事は4月24日、定例記者会見を開き、4月6日に対馬から福岡和白病院に患者を搬送していた民間医療搬送用ヘリコプター「ホワイトバード」が死亡事故を起こし、同型の県ドクターヘリが安全確認のため運航を休止している件に関して「安全運航に万全を期した上で運航を再開したい」と、現時点では運航再開時期が未定であることを明らかにした。当面は相互協定を締結している佐賀県のドクターヘリと県防災ヘリで対応していく方針だが、佐賀県ドクターヘリにはフロート(浮具)が装着されておらず海上を飛行できないため、離島からの患者搬送はできず、本市からの患者搬送は県防災ヘリに頼る脆弱な状況が続くことになる。