市議会定例会9月会議の予算特別委員会が22日に開かれ、壱岐イルカパーク&リゾートに新たに3頭のイルカ(2頭購入、1頭借用)を導入するために一般会計補選予算案に盛り込まれたイルカパーク管理費(1128万円)に関して5人の議員が発言。「この5年間で6頭、今年は2頭のイルカが死亡した死因究明ができていない中での新たな導入は、同じ失敗を繰り返すのでは」など意見が相次ぎ、議会が紛糾した。山口欽秀議員はイルカパーク管理費について予算執行の凍結を求める動議を提出。採決の結果、賛成3人で否決され、同予算案は原案通り可決されたが、今後の同パークの運営にはこれまで以上に厳しい目が向けられることになりそうだ。