歴史・自然

「エンヤーマイト」 八幡浦で盆行事カズラ曳き

 八幡浦伝統の盆行事「カズラ曳き」が今年も13~15日にあり、約8㍍に編み込んだカズラを浦の通り約8百㍍で曳き、先祖の御霊を供養した。
13、14日は先祖を西方浄土から迎えるために西から東に、最終日は東から西を往復。午後7時頃から約1時間かけて、小学生や帰省客ら住民約百人が「エンヤーマイト、ヤッサーモッサー」の独特の掛け声をあげながら軒先に飾った提灯が光る通りを勇壮に曳いた。
以前は青年会を中心に行ってきたが、人口減少に伴い近年は地元消防団員が中心となって伝統行事を引き継いでいる。
芦辺地区第2分団の分団長、岩井将人さん(42)は「地元に伝わる伝統行事で代々やってきているので続けていきたい」と話した。

関連記事

  1. 山崎近くで羽休め 北帰行のマナヅル 寒気影響?例年より遅い渡来
  2. 壱岐安国寺の中世文書 県指定文化財に
  3. 豊作願いアイガモを放鳥 原の辻さなぶりの祭り
  4. 壱岐では338羽 オシドリ県下一斉調査
  5. 「歴史のキャッチボールを」 梅屋庄吉の曾孫、小坂文乃さんが講演
  6. 海面へ一直線 大型海鳥 カツオドリ
  7. 判明!!日本最古のイエネコの骨 「カラカミ遺跡」遺構から発掘 1…
  8. 軽石が一部海岸に漂着 小笠原諸島の海底噴火から10か月 船舶は注…

おすすめ記事

  1. クド石製造工程解明か 車出遺跡調査の市教委が報告
  2. 壱岐市森林組合3年ぶりV ながさき伐木チャンピオンシップ
  3. 長崎マリオットで提供 アイランドブルワリー

歴史・自然

PAGE TOP