歴史・自然

原の辻古代米刈り入れ祭 子どもたちが石包丁体験

原の辻一支国王都復元公園「古代米づくり」の刈り入れ祭が10月20日、原の辻ガイダンス前の圃場で行われ、主催する一支國研究会のメンバー、壱岐高校ヒューマンハート部の生徒、前日に開催された壱岐ウルトラマラソン参加者、市民ら約100人が参加した。
参加者は約6㌃の田圃に実った古代米の緑米を、貫頭衣(かんとうい)を着て弥生人が使用していた石包丁で1本ずつ丁寧に穂首刈りで収穫。収穫後は参加者に古代米で作ったいなり寿司が振舞われた。
一支國研究会の伊佐藤由紀子理事長は「今夏は暑さが厳しく、降雨量も少なく、スズメの被害もあったが、それでもたわわに実ってくれた。アイガモたちが雑草や害虫駆除に頑張ってくれたし、古代米は厳しい気象条件に強いのかもしれない。約4反で栽培している古代米はひこひなもりのメニューや通信販売、市内製菓店での菓子など年々利用が拡大している」と話した。
秋の収穫祭は11月17日午前11時から、原の辻ガイダンス広場で行われ、古民具での脱穀体験、古代米(黒米、赤米、緑米)を使った料理が振舞われる。参加料は100円。定員はなし。

関連記事

  1. 「歴史のキャッチボールを」 梅屋庄吉の曾孫、小坂文乃さんが講演
  2. 日本最古イエネコ骨、線刻文字土器 「カラカミ遺跡の全貌展」で展示…
  3. ホタルが乱舞 今年も見頃早めか
  4. 地鎮祭の跡も? 発掘現場で説明会 埋文センター
  5. 石田町の献穀田で抜穂祭 「台風等の被害なく満足の出来」
  6. ゲンジボタルの瞬き鮮やか 各所で乱舞 見頃迎える
  7. 壱岐では338羽 オシドリ県下一斉調査
  8. 市内最大「山川家のエノキ」 台風の強風で折れる

おすすめ記事

  1. 還暦式で長寿願う 313人が出席
  2. 無人島でかくれんぼ 妻ヶ島で大会初開催
  3. 低塩分、外洋との水温差など指摘 「護岸撤去などで生育環境改善を」 イルカパーク管理・ 環境等検討委員会

歴史・自然

PAGE TOP