政治・経済

台風11号が対馬海峡を通過 壱岐空港で最大瞬間風速35・0㍍ 1340戸停電も 人的被害出ず

大型で強い台風11号が5日深夜から6日朝にかけて、960hpの勢力を保ったまま対馬海峡を通過し、本市にも強風をもたらした。台風の通過が深夜になったこと、本市が台風中心の東側になりこれまでにも大きな被害をもたらした南風になったことで心配されたが、通過コースが当初の予測よりも対馬寄りになったことで対馬市ほどの強風にはならず、停電や市内数か所で倒木による道路通行不能箇所はあったものの、人的被害など目立った被害は出なかった。暴風警報は6日午前10時52分に解除された。

長崎地方気象台の発表によると、最大瞬間風速は芦辺観測所で30・4㍍(6日午前3時58分)、石田町の壱岐空港観測所で35・0㍍(6日午前5時01分)を記録した。1時間最大降水量は芦辺観測所15・5㍉、壱岐空港観測所8・5㍉と降雨は少なかった。
芦辺観測所での日週間最大風速の観測史上1位(2008年9月以降)は2020年9月2日の31・3㍍で、今回の記録は同9月7日の30・8㍍を超えて史上2位の記録となった。壱岐空港観測所では20年9月7日に40・6㍍、同3日に40・1㍍、同2日に35・0㍍を記録しており、今回は観測史上3位タイだった。

関連記事

  1. 耐震診断で庁舎問題再燃 石田庁舎は大規模改修が必要
  2. 芦辺中はふれあい広場に新設へ 検討委員会が報告書を提出 教育委員…
  3. アマミサソリモドキの研究。壱岐高科学部が成果発表。
  4. NCCで百回放送スタート 壱岐高放送部ふるさとCM
  5. 能・狂言を鑑賞、体験 筒城小
  6. 最優秀賞に牧山武さん 市フォトコンテスト
  7. 5月末発売へ最終調整。壱岐の蔵酒造のクラフトジン。
  8. 御朱印など3店で販売 小島神社

おすすめ記事

  1. 妻ヶ島でかくれんぼ大会 大自然を満喫、観光イベント定着へ
  2. 中村遼太さん2度目の山口幹雄賞 書「送元二使安西」で別れを表現 第69回市美術展
  3. 日韓で海洋プラごみ回収 50人参加でトラック3台分

歴史・自然

PAGE TOP