地域情報

補助金等検討委設置へ。市議会定例会4月会議。

市議会定例会4月会議が19日に開かれ、テレワーク施設整備促進事業費など総額4億3150万円の一般会計補正予算案を原案通り可決し、散会した。

白川博一市長は開会挨拶で財政について「財政基盤確立推進本部を5日に設置し、持続可能な財政基盤の確立、次世代に負担を残さない健全な財政運営に取り組む」とした上で、「一部で基金の異常な減少などと報道がなされているが、これは財政調整基金に限った話で、財政調整基金を積み立てるより、高い利息の地方債の繰り上げ償還を行う方が将来の財政負担軽減につながるという判断から、繰り上げ償還を優先し積み立てを減らしたことによるもの」と説明。「一部だけを抜き出し、市の財政は10年前から疲弊していたという主張は、まさに木を見て森を見ない議論で、市民が大変不安に感じている。市報やケーブルテレビで財政状況を正しく知らせていく」と述べた。

各種団体の補助金については、市補助金等検討委員会を設置する準備を進めていることを明かし、「改めて客観的、民主的な見直しを行うため、地域の代表者らによる市民委員で構成し、公益性、効果性、公正性など多面的に分析していただき、提言を頂くことにしている」とした。

また、「今は財政基盤の確立を最優先事項と捉えており、16日締め切りの内閣府スーパーシティ型国家戦略特別特区の指定に関する公募は応募を見送った」とした。

関連記事

  1. 山口常光像前で演奏会 陸自大村駐屯地音楽隊
  2. 山川静子さんが受賞 食生活改善で感謝状
  3. 壱岐市マグロ資源を考える会 意見広告
  4. 3人が県知事賞を受賞。第65回子ども県展
  5. 3万個のイルミネーション。旧初山中で1月4日まで点灯。
  6. 3日連続の花火大会 絶好の天気に恵まれる
  7. 車イスのまま搭乗可能 壱岐空港に専用スロープ
  8. 市に消費生活センター設置 商取引トラブルに対応

おすすめ記事

  1. スペイカー来島、野良猫に手術 県動物殺処分ゼロプロジェクト
  2. 原の辻緊急調査で5基の墓 市文化財保護審議会で報告
  3. 子どもたちの未来にベストな選択を

歴史・自然

PAGE TOP