総務省は1月28日、2021年調査の住民基本台帳人口移動報告の結果を公表した。本市の日本人の移動は転入658人に対し、転出830人で、転出が転入を上回る「転出超過」が172人だった。前年は転入730人、転出892人で転出超過は162人。
年齢別にみると、10~14歳20人、15~19歳82人、20~24歳78人の転出超過だった一方、25~39歳は転入超過39人で増えている。
出生と死亡を含めた住民基本台帳の人口は12月末現在、2万5492人(1万1607世帯)で、前年同期に比べ484人(同55世帯)減っている。
県内で転入が上回ったのは大村市(630人)、諫早市(258人)のみだった。
転出超過が大きかったのは長崎市で、転入1万430人、転出1万2624人の転出超過2194人で、市町村別の統計では広島市の2230人に次いで全国で2番目に多かった。前年転入超過だった五島市(転出超過243人)、北松浦郡(同30人)、小値賀町(同5人)、佐々町(同25人)と減少に転じた。