地域情報

「壱岐をツルの越冬地に」 日本生態系協会が人工ねぐら計画 出水市のツル 分散化が必要

壱岐市をツルの越冬地にしようという計画が進められている。9月26日に一支国博物館で開かれた特別講座「自然資本(野生動物)を生かした地域づくり」で講演した財団法人日本生態系協会の関健志専務理事が明らかにした。冬場に使われていない田圃に水を張った湛水(たんすい)水田の人工ねぐらを作り、ツルのデコイ(模型)を置いて、南下するツルを呼び込む計画。自動撮影カメラを設置してその効果のモニタリングを実施するとともに、新たな越冬地形成を目指す。すでに市内2か所で説明会を実施しており、田圃の提供者とその周辺の営農者らの理解が得られれば、10月から来年2月にかけて、実証実験を実施する予定となっている。

関連記事

  1. 最大瞬間風速34.5メートル 台風14号が通過
  2. コミュニティバス運行を検討。初山地区まち協設立。
  3. 春に誘うロウバイの花。郷ノ浦町の民家で満開。
  4. 前向きな話題が多い1年。2017年十大ニュース
  5. ゴミから環境考える。塩津浜でボランツーリズム。
  6. 松永翁の生い立ち描く 劇団未来座が公演
  7. 大久保未里さん(壱岐高3年)入選 第61回県展洋画部門
  8. JF発着所、旧フェリー岸壁へ。地方港湾審議会が可決。

おすすめ記事

  1. クド石製造工程解明か 車出遺跡調査の市教委が報告
  2. 壱岐市森林組合3年ぶりV ながさき伐木チャンピオンシップ
  3. 長崎マリオットで提供 アイランドブルワリー

歴史・自然

PAGE TOP