認知症になっても安心して暮らせる地域づくりを目指す「いきいきあんしんネットワーク」の専門部会委員による「声かけ・発見通報模擬訓練」が11月26日、芦辺・つばさ、瀬戸地区、芦辺浦地区で行われ、町内の公民館、老人会、民生委員など約100人が参加した。
4~5人でグループを作り、認知症の人とそれをサポートする役をを演じながら地域を歩いて回り、家庭、商店、企業を訪問して「驚かせない、急がせない、自尊心を傷つけない」の3つの「ない」など、認知症の人への声かけ、対処の仕方への理解を広めた。
また、市、市医師会と「認知症とともに生きる地域づくりに関する連携協定」を結んだエーザイ株式会社の協力で、同社がMAMORIO株式会社と共同開発した落とし物防止・見守りタグ「Me‐MAMORIO(ミマモリオ)」を活用して、タグを付けた行方不明の認知症の人をスマホアプリで捜索、発見する訓練を行った。