地域情報

雨の中勇壮に 八幡浦でカズラ曳き

八幡浦の盆の伝統行事「カズラ曳き」が13~15日にあり、編みこまれた約10㍍のカズラが同浦約1㌔の区間で曳かれ、先祖の御霊を供養した。

13、14日は先祖を西方浄土から迎えるために西から東に、15日は東から西を往復。軒先から住民が力水を浴びせ、「エンヤーマイト、ヤッサーモッサー」の独特の掛け声とともに勇壮に曳いた。15日には盆で供えた位牌を置く御座や箸を燃やし、送り火を灯した。

これまで地元の青年部が中心に行ってきたが、若手の減少で今年は消防団が中心となり実施。マスクを付けたり、人同士の間隔をあけるなど対策をして行われた。芦辺地区第2分団の分団長、三浦忠和さん(43)は「昔、中止した年に疫病が流行ったこともある。消防団員も人数が減っているがやめるわけにはいかない。浦全体で続けていきたい」などと話した。

関連記事

  1. 壱岐産米をPR 一声運動スタート
  2. スーパー種雄牛「北福平」誕生 歴代最高の5等級率71%
  3. 原発テーマに番組制作 壱岐高放送部が取材
  4. 壱岐定期公演「旅・はるかなる壱岐」。未来座
  5. 新規品目「ながさき黄金」 1億円産地目指す
  6. 原田酒造が初仕込み。県内唯一のクラフトビール醸造所。
  7. 新庁舎は「那賀」か「亀石」 総工費試算は27~31億円 市庁舎建…
  8. 新年度予算236億4千万円。ほぼ本年度当初並み規模。SDGs関連…

おすすめ記事

  1. 県ドクターヘリ再開時期未定 大石知事「安全に万全を期す」 当面は県防災 ヘリで搬送
  2. 1尺玉で花火をスケールアップ 壱岐尺玉実行委員会が設立
  3. ニセ電話詐欺を未然に防ぐ ファミマの2店員に感謝状

歴史・自然

PAGE TOP