地域情報

雨の中勇壮に 八幡浦でカズラ曳き

八幡浦の盆の伝統行事「カズラ曳き」が13~15日にあり、編みこまれた約10㍍のカズラが同浦約1㌔の区間で曳かれ、先祖の御霊を供養した。

13、14日は先祖を西方浄土から迎えるために西から東に、15日は東から西を往復。軒先から住民が力水を浴びせ、「エンヤーマイト、ヤッサーモッサー」の独特の掛け声とともに勇壮に曳いた。15日には盆で供えた位牌を置く御座や箸を燃やし、送り火を灯した。

これまで地元の青年部が中心に行ってきたが、若手の減少で今年は消防団が中心となり実施。マスクを付けたり、人同士の間隔をあけるなど対策をして行われた。芦辺地区第2分団の分団長、三浦忠和さん(43)は「昔、中止した年に疫病が流行ったこともある。消防団員も人数が減っているがやめるわけにはいかない。浦全体で続けていきたい」などと話した。

関連記事

  1. GIGAスクール構想。予算案可決で年度内整備。
  2. 一支国博物館指定管理者「乃村工藝社」が今年度で撤退。新指定管理者…
  3. 松尾さんが最優秀賞受賞 中学生弁論大会県大会
  4. 市庁舎建設の賛否を問う住民投票告示 26日投開票
  5. スーパー種雄牛「弁慶3」、但馬系で県内歴代1位。BMS値は8・8…
  6. 神社の数「世界一」。ギネスブックに申請。
  7. 海保長官表彰など。2人に表彰伝達。
  8. 山本さん家族に知事賞 ながさき農林業大賞

おすすめ記事

  1. 私服で登校、身だしなみ自ら判断 壱岐商でオフィスカジュアルデー
  2. 壱岐が長崎離島初の九州大会進出 センバツ甲子園出場に大きく前進 県秋季高校野球準優勝
  3. 秋の夜空に大玉開く 壱岐島ふるさと花火

歴史・自然

PAGE TOP