壱岐産品などを九州本土、本州へ輸送するトラックに、壱岐の観光素材の写真を印刷した「ラッピングトラック」4台が20日、筒城浜ふれあい広場駐車場でお披露目された。
4台は、筒城浜・松永安左エ門の壱岐通運10㌧車、高速船・実りの島ロゴの壱岐海運10㌧車、原の辻遺跡・小島神社の長嶋貨物運送6㌧車、壱岐牛・猿岩の壱岐陸運10㌧車で、主に九州管内や岡山県を輸送エリアとしている。いずれも12月から使用を開始している。
ラッピングトラックは、2018年市議会6月会議で、議員から「島外運搬のトラックを活用したラッピングトラックにすれば、ふるさと商社、壱岐産農水産物、加工品、観光・定住情報など年間を通してPRが可能となる」と提案があり、国の交付金活用、市トラック協会の協力で実現した。
今年度事業費は400万円(国費2分の1)で、22年度までの3年間、毎年4台ずつ、計6事業者(来年度から壱岐運送、西部貨物運送が追加)で実施される。
市企画振興部の横山将司観光課長は「島内では壱岐の自然やグルメ、歴史などの魅力をプリントしたラッピングバスが走っており、定期的に福岡市内でも走行させているが、輸送トラックは年間を通して島外に出向いており、大きなPR効果が期待できる。官民連携の取り組みで壱岐の魅力を全国に伝え、知名度向上、誘客促進につなげたい」と話した。
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