社説

社説・市ホームページの成長に期待

市は3月30日にホームページをリニューアルした。その目的について「前回のリニューアルから6年以上が経過し、急速に進む情報化社会の中で、市民及び利用者のニーズの拡大に対応が求められていた。本市の日本遺産認定を機に、さらなる情報発信を図る必要があった」などと説明している。
リニューアルのポイントとして①トップページの充実②ユーザビリティ(使いやすさ)・アクセシビリティ(アクセスのしやすさ)に配慮③検索方法の充実④緊急時の対応を掲げており、今後はグーグルマップ、市フェイスブックとの連携を予定している。
インターネット時代を迎えて、ホームページはまさに「市の顔」である。市民への情報提供はもちろん、観光客など市外者が「壱岐市」を調べる時には観光連盟とともに真っ先に調べるポータルサイト(入口となるウェブサイト)でなければならない。その充実のために予算を割くのは当然の施策だ。
出来栄えは、確かにトップページは明るい印象にはなったが、物足りなさも感じる。サイト全体を通して使われている写真はトップページの「壱岐市のいまのフォト」1枚だけ。旧サイトにあった市紹介動画も削除された。写真、動画はサイトの重要なコンテンツだけに、機能性を重視しすぎた印象がある。
間違いもある。担当課直通番号の一覧に、勝本庁舎が掲載されていない。勝本庁舎には各課の直通番号はないが、庁舎代表番号の掲載がないと利用者は戸惑う。「各庁舎の位置」でも勝本庁舎の部分は誤って配置図が掲載されている。外国語対応もしているが、無料翻訳ソフトを使用したため表記のおかしさが目立つ。
新しくやることに対して、あら探しのように何でも文句をつけるのはマスコミの役割ではない。改革は大いに応援している。ウェブサイトの特徴は、要望に応じて成長させられること。制作会社と緊密な連絡を取り、アクセス解析を参考にして「市の顔」を育てていってもらいたい。

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